為替相場の予測

 FXでは、外国為替市場の為替相場のレートの変動を利用して、通貨を互いに売買していくことで利益を求めていくことになるために、為替相場の予測が投資の肝になってきます。

為替レートの変動を完全に予測することができれば、FX取引でも苦労することはありませんが、外国為替市場の相場の流れは特にその予測が難しく、様々な要素が複雑に絡み合って変動するために、これを完全に予測することは不可能であるといわれています。

世界中の通貨が取引きされている外国為替市場は、世界のあちこちに存在している為替市場が、インターネットなどの通信網を利用して、相互に連携を取りながら形成されている仮想の巨大市場であるためにその実態はありません。
このために、すべての市場が閉じられている土曜日の朝から月曜日の早朝までの時間を除き、基本的には24時間、世界のどこかの為替市場が開いているために、投資取引を行うことが可能であり、また、各国の銀行や企業、個人投資家などが常に売買取引を行っているために、レートの変動は秒単位で刻々と行われ続けているのです。

さらに、通貨が発行されている国や地域の経済状況や政治の動向、発表される経済指標の内容や、政府高官や経済界の要人の発言、近隣諸国との関係性、関連国との連携、テロや戦争などの地政学的なリスク、地震や台風、寒波などの自然災害による影響などが加味され、さらにこれを予測して取引を行おうとする、個人投資家などの売買心理をも含めて、複雑な要素が、外国為替市場の為替相場を動かしているのです。

このような状況下で変動を続ける為替レートの変動を、完全に予測することは不可能であり、こうしたことから、相場を予測するためにファンダメンタル分析やテクニカル分析など、様々な相場分析の手法が用いられています。

FX取引では、この予測の精度をどのぐらいまで高めることができるのかがカギであり、傾向と対策をあらかじめ打っておくことにより、直感や雰囲気を頼りに野放図に取引きを行うよりも、予測により確かな根拠を与えることができ、利益をつかむチャンスを増やすことができます。

例えば、その国の経済の内情を数値化して報告する経済指標の発表などが行われる場合には、為替相場はある程度動きの定まった反応を示します。
経済指標の発表前には、その内容に対して様々なメディアなどが予測を行い、これを受けて発表の後の相場の変動を狙って、個人投資家などが注文を仕掛けておくために、相場の動きが活発になります。

経済指標の発表後は、その内容を受けて取引きが再び活発になり、為替相場は大きな変動をし、この変動の方向などは、その経済指標の内容と投資家の心理や期待感などによって、様々に変わりますが、定期的におこなわれる経済指標の発表の前後などは、このような相場状況になるのです。

これ以外にも、為替相場には様々な傾向というものがあり、例えば週末から開けた月曜日の為替相場は、注文が殺到するために相場の動きが激しくなる傾向がみられることがあります。
また、日本時間の夜から深夜にかけては、最も取引量の多い市場であるイギリスのロンドン市場とニューヨーク市場という、三大市場の残り二つが同時に開場するために、市場の動きが活発になるのです。

こうしたことから、為替相場を完全に予測することはできませんが、様々な情報を入手して分析することで、ある程度の見当をつけることはできますので、経済ニュースはもちろんの事、アナリストの分析なども参考にしながら、相場の動向を予測する習慣を身に着けることをお勧めします。



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